2月10日 合わせ稽古3回目
2月10日夜、3回目の合わせ稽古が始まります。
頭取より注意事項の説明があります。
10日の夜は見物の方も多くいらっしゃるため、特に気を付けるよう指示がありました。
頭取を先頭にお宮へ入ります。
今日と本番の明日は潔斎殿にて衣装を付けます。
赤鬼の衣装を付けるのは今日が初めてとなります。
天狗と並んで着付けを行います。
赤鬼の衣装は重量もあり、きつく締めあげるため体の動きがかなり制限され、着付け中も時折苦しい表情をしています。
着付けが終わり、潔斎殿より駆け出します。
神面以外は本番と同じ装束で通しの稽古を行います。
今までの浴衣1枚とは違い、動きが大きく制限される状態での稽古です。
天狗も鎧を付けております。
夜にも関わらず多くの見物客がいらっしゃいます。
今晩は気温も低めですが、通し稽古の序盤にも関わらずすでに大量の汗をかいています。
今年の神役は背が高く、撞木が結界の縄に引っかかてしまいそうな場面がありました。
警護の者は見物客だけでなく周囲の安全にも気を配り、からかいが滞りなく行われるよう気を付けています。
天狗との仕草のタイミングも息が合っています。
当日はお互いに神面を付け、視界も悪くなるため稽古にて息を合わせることは大変重要です。
合わせ稽古も無事終了し、衣装を脱ぎます。
大量の汗をかいています。
いよいよ明日は本番です。